撮り終えても
ようやくアスはがカバー写真を更新しました。(アスはが=全日本アスファルト暑いのではがしちゃいたい連盟。詳細はコチラに)
写真は、「アスはが」の総裁・瓜南直子(かなんなおこ)さんが愛した、いつもの線路傍にて。手入れされていた方が去られても尚、自力で芽を出した真っ赤なカンナたちが、ちらほらと咲いていました。圧倒されるような「花園」は望めなくなったけれど、その分、雑草たちが雄々しく繁っていて、まさにカナンちゃんの言葉通り、「むんむんの草いきれ」。
その草いきれの中にしゃがみ込み、小さな花にカメラを向けたその時、ひらりと蝶が。小さいけれど、美しいベニシジミ。あまりのタイミングの良さに驚きながらも慌てて撮って、撮り終えてもまだじっとしている。じりじりと近づいて覗き込んでも、逃げるそぶりさえみせない。
もしかしたら…。カナンちゃん?
一度そう思ったら、どうしてもそう思えてきて、ついつい話しかけてしまいました。ベニシジミに向かって、ぶつぶつと、ひとり喋っておりました。(端から見たら、きっと危ない人に見えたことでしょう)
線路傍に行くと、いつもふしぎなことが起こります。カナンちゃんの「してやったり」の笑顔が浮かびます。